＃今こそ立ち上がれ国家資格保持者理美容師

我々、理美容師は
衛生法規を勉強して、国家資格を取っております。

既に知っている事かもしれませんが・・・

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムをまとめてみました😃

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今、アルコール系消毒液がなかなか手に入らなくなっていますよね・・・😞

そんな中、SARSなどが流行した時に話題になった

・次亜塩素酸ナトリウム
・次亜塩素酸水

が注目されております。

が・・・

次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水を
同じように捉えていると
1つ間違えると死に至ることがあるので気を付けましょう。

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違い

●次亜塩素酸水とは

塩酸や食塩水を電気分解して作られたモノで
アルコール系よりも多くの種類のウイルスを除菌でき、
殺菌力も高い効果を得ることができます。

人やウイルスに触れると水に変わるので人体への影響が少ないと言われており
薄めることで
人体に直接吹きかけて消毒ができるだけでなく、
歯医者さんでは、うがい用の水として使われています。

👉濃度400ppmの効果

これはかなり濃度が高く、
家族の中でコロナ感染者が出た場合に使うのみになるのでは・・・

👉濃度100ppmの効果

ドアノブや服など
人体以外の消毒に使うと良いと思います。

👉濃度50ppmの効果

・手洗い・うがい
・キッズ用品、子供が遊ぶおもちゃ
・ベビー用品、赤ちゃん用のほ乳瓶
・ペットのエサ容器
・噴霧器（加湿器）に入れた空間除菌
（サロンで空間除菌として使ってます）

人体や口に触れる物に使うと良いと思います。

👉次亜塩素酸水の注意点

次亜塩素酸水は、洗浄力はなく、物に触れると水に変わるので

手が汚れていたり、物が汚れていた場合
その汚れに反応して
実際の手や物の消毒にならないので

しっかりと洗剤で汚れを取り除いてから使用しましょう。

また、次亜塩素酸水について、
食品の消毒には使っているが、人体で使うように言っていないので
国としては、『未確定』という立場を取っています。

https://mainichi.jp/articles/20200410/k00/00m/040/175000c
参照：毎日新聞

消毒効果はあるけど、自己の責任の元で使ってくださいと言ってるのかな・・・。
（エタノールがないのであればしかたありませんよね・・・😞）

👉次亜塩素酸水50ppmの作り方

●原液が400ppmの場合

次亜塩素酸水を8倍に薄めます。
次亜塩素酸水 62.5㎖ ＋ 水 437.5 ㎖

●原液が200ppmの場合 

次亜塩素酸水を4倍に薄めます。
次亜塩素酸水 125㎖ ＋ 水 375 ㎖

●原液が100ppmの場合 

次亜塩素酸水を2倍に薄めます。
次亜塩素酸水 250㎖ ＋ 水 250 ㎖

●次亜塩素酸ナトリウムとは

塩素と水酸化ナトリウムを混ぜ合わせて作られており、
漂白効果と殺菌作用があり、
酸性のものに触れると有毒ガスを発生するので
十分な注意が必要です。

ハイターやカビキラーなど
漂白したり、カビを取り除くモノに次亜塩素酸ナトリウムは使われております。

👉消毒に使うには

消毒に使うには
次亜塩素酸ナトリウム濃度0.05%が適性で

・ハイターのキャップ1杯（25㎖）を
・1ℓ のペットボトルに入れ
・1ℓ のペットボトルいっぱいまで水を入れて薄めて

使いましょう。

👉次亜塩素酸ナトリウムの注意点

・絶対に人体には使ってはいけません。違う病気になります。
（加湿器などに入れて空間除菌に使ってはいけません）

・酸性のモノと混ぜてはいけません。（有毒ガスが発生します）

・使った後、水拭きした方が変色を防ぐことはできます。

・スプレーボトルに詰め替える時は、使い切った消毒用のスプレーボトルを捨てないで、そのボトルに詰め替えましょう。

次亜塩素酸ナトリウムを薄めて使うことは、本来は認められていません。

理由は、濃度を濃くし過ぎたモノを人体や口にするものに付けた場合
人体への悪影響があるからです。

もし、使うのであれば・・・

濃度を絶対に守り、人体には使わないように・・・
絶対に加湿器などに入れて空間除菌に使ってはいけません。

エタノールの代わりとして、自己責任で使いましょう。

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの保存方法

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは
日光にあたると消毒効果がなくなっていきます。
（2日程度しかもちません）

保管する時は、

冷蔵庫に入れるか・・・

アルミテープを巻いて

保管しましょう〜〜😀

でも、
2週間程度で使い切るくらいの量を目安に作り置きしましょう。

正しい消毒を行って、コロナに打ち勝とう
”コロナにまけるな”